身をもって知った自主防災の大切さ

二大震災の被害状況から言えること

阪神・淡路大震災の場合」へ

東日本大震災の場合」へ

諸要素の絡み合いの中で決まる大震災被害

日本地図と波紋のイメージ図

いうまでもなく地震の被害は、
「どれだけの強さの地震」が「どのような場所」で「何時ごろ」に「どのような気象条件の下」で起きたか、
また地域社会の人々の「日ごろからの揺れや火災や津波への備えの程度」など、
によって変わってきます。

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阪神・淡路大震災の場合

負傷者4万人超の大震災

1995年1月17日の午前5時46分に発生した「阪神・淡路大震災」の場合には、
消防庁まとめの被害概要(リンク先:総務省消防庁『阪神・淡路大震災について(確定報)』)」の中に、
死者・行方不明者が6,437人で負傷者が43,792人、
全壊した住宅が104,906棟で全焼した建物が住宅を含めて7,036棟
と記されており、
兵庫県の「阪神・淡路大震災-兵庫県の1年の記録(リンク先:神戸大学附属図書館震災文庫『阪神・淡路大震災-兵庫県の1年の記録』)」の中に
ピーク時(1月23日)の避難者数が316,678人
と記されています。

もし違う条件下で起きていたら?

ですが、これは多くのところに書かれているように
「最大震度7の地震」が、
「人口152万人の神戸市を中心とする都市部」で、「新幹線が始発前で動いていない、自動車の通行量もそう多くない、住民の多くが自宅で寝ていて火を使っていない時間帯」に、 「秒速2mと通常の半分程度(リンク先:国土交通省都市・地域安全課『阪神・淡路大震災による知見』)の風速」の下で、「『古いコンクリー卜のビルと木造家屋の耐震化』や『家具の固定化』があまり進んでいなかったという環境」の中で、
起きたことによる被害です。

したがって、
たとえば1923年の関東大震災のときのように「秒速10~15mの強風(リンク先:独立行政法人・防災科学技術研究所『地震による被害を著しく拡大し壊滅的にする市街地延焼火災』)」が吹くなど、
条件が違っていればこの大震災の被害結果はもっと悪い方向へ変わっていた可能性があります。

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東日本大震災の場合

死者・行方不明者2万人超の大震災

2011年3月11日の午後2時46分に発生した「東日本大震災」の場合には、
消防庁まとめの被害概要(リンク先:総務省消防庁『平成23年東北地方太平洋沖地震(第147報)』)」の中に、
死者・行方不明者が21,176人で負傷者が6,217人、
全壊した住宅が128,801棟
と記されており、
警察庁の「東日本大震災と警察(リンク先:警察庁広報誌『焦点第281号』)」の中に
ピーク時(3月14日)の避難者数が約470,000人
と記されています。

もし違う条件下で起きていたら?

ですが、これも多くのところに書かれているように
「最大震度7の地震と大規模な津波」が、
「地震は首都圏を含む広範な地域」で、また「津波は東北地方の太平洋沿岸部の市街地や集落」で、「住民の多くが仕事場などへ出かけているか自宅にいても火を使っていない時間帯」に、
起きたことによる被害です。

したがって、
「住民の多くが自宅で寝ている時間帯」に津波が来たなど、
条件が違っていればこの大震災の被害結果ももっと悪い方向へ変わっていた可能性があります。

 

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