身をもって知った自主防災の大切さ

想定負傷者数の多い府県

2府県で最大値が114人~136人に一人

「最大想定負傷者数順の都府県リスト」に掲げた34都府県の中では、
「(11)岡山県」と「(12)大阪府」との最大値が阪神・淡路大震災の際の「兵庫県の負傷者数(138人に一人)」を上回っています。

なお、「(11)岡山県」では「東海と近畿と四国と九州大被災(基本ケース、高避難率と低避難率)地震が夏の昼に発生」という最小被害時に「負傷者数=919人に一人」、
「(12)大阪府」では「東海と近畿と四国と九州大被災(基本ケース、高避難率)地震が冬の深夜と夏の昼に発生(『基本ケースで低避難率の東海大被災地震』では冬の深夜と夏の昼の場合、『基本ケースで低避難率の九州大被災地震』では夏の昼の場合も)」という最小被害時に「負傷者数=681人に一人」
といった具合に被害程度の幅が大きいですので、
これら2府県では「『兵庫県の負傷者数(138人に一人)以上の人口比負傷者数の発生がありうる』という予測が出ている」という前提を置いての備えが必要です。