身をもって知った自主防災の大切さ

番組イントロ部の映像とQ&A

もくじ

「本日、この瞬間に首都直下地震が起きたら?」

「ダウンタウンなう」の一場面

このうち、「イントロ部」の第1のパートは、
「あなたはあの時何をしていましたか。(2015年の)5月25日14時28分、東京を中心に起きた最大震度5弱の地震、皆さんは覚悟しませんでしたか? そして5月30日20時24分、小笠原諸島で震度5強を記録。
さらに先日の浅間山、阿蘇山、口永良部島など多くの山が噴火。そして、箱根山、蔵王山、吾妻山もいつ噴火してもおかしくない状態だという。
何やら日本列島がおかしなことに。遂に首都直下地震が起きるのでは!?
これからご覧いただくのは、首都直下地震が起きたときの、被災を想定したシミュレーション映像です。『本日、6月19日金曜日夜8時、もしこの瞬間に首都直下地震が起きたら?』」という石坂浩二さんのナレーションでした。

『マグニチュード7.9地震』のシミュレーション映像」へ

「マグニチュード7.9地震」のシミュレーション映像

そして、第2のパートとして「協力:東京臨海広域消防公園・そなエリア東京」と記されたシミュレーション映像が放映されましたが、
「緊急地震速報です。強い揺れに警戒してください。(3回繰り返し)
夜8時首都圏全域にマグニチュード7.9の地震が起こりました。
夜8時に起きた地震の速報です。
現在、火災による建物焼失数はおよそ65万棟。65万棟という情報が入ってきました。
夜8時に起こった地震の速報です。
首都圏の建物全壊数がおよそ15万棟になっています。(2回繰り返し)
現在、高速道路は、相次ぐ事故により、渋滞を巻き起こしています。(2回繰り返し)
夜8時、多くの電車が、横倒しになっています。(2回繰り返し)
地震の速報です。
現在、帰宅困難者の数は、650万人となっている模様です。(2回繰り返し)
という男性アナウンサーさんの声をバックにしたもので、
なぜか「出典は『平成17年度 内閣府が発表したデータ』」という説明が映像上に付されていました。

専門家3先生の紹介と最初のQ&A」へ

専門家3先生の紹介と最初のQ&A

3人の日本を代表する地震のエキスパート

さらに、第3のパートは
「『関東大地震級の首都直下地震』が起きたら、このような事態になるといわれている。これはあくまで仮定の話。
今から92年前に、関東大地震という首都直下地震が起きている。建物の被害、全壊=10万9000棟、全焼=21万2000棟、当時、東京の人口が約350万人。死者・行方不明者の数は全体の3%、約10万5000人に及んだという。
現在およそ4倍の1300万人に膨れ上がった東京は、およそ40万人の死者・行方不明者が出ることが想定される。

そんな関東大地震と同じ規模の首都直下地震が、いま起きたらあなたはどうする!?
『いま電車に乗っていたら?』『いま繁華街にいたら?』『いま自宅のマンションにいたら?』
ということで、
今夜は、地震・火山を長年にわたって研究し続けてきた権威 地球物理学者 島村英紀、先月起きた埼玉・小笠原諸島2度の地震を予知 日本地震予知学会会長 早川正士、地震・火山の防災・危機管理のスペシャリスト 渡辺実、3人の日本を代表する地震のエキスパートに本当に聞きたいことを聞いていきましょう。『ダウンタウンなう』」という石坂浩二さんのナレーションから始まりました。

「関東大震災級の首都直下地震」はズバリ起きるのか?

そして、これを受けるかたちで続くQ&Aのコーナーでは、
進行役の山﨑夕貴アナウンサーからの「それにしても、今日も口永良部島と浅間山で噴火がありましたし、大きな地震も相次いでいて不安ってますます高まってきてますよね。そこで、最初に先生方にお聞きしたいのですが、『関東大震災級の首都直下地震』というのは、島村先生、ズバリ起きるのでしょうか?」という質問に対する
島村英紀先生からの「起きます。残念ながら起きます。ただし、来年起きるのか、2~3年で起きるのか。1~2年先かもしれないし、15年先かもしれない。だけど、100年先ということはないでしょう。もっと近いところで、起きると思います。」という回答と、

パネリストの八木亜希子さんからの「じゃー、私たちが生きている間に?」という質問に対する
島村英紀先生からの「その可能性は非常に高いですね。残念ながら。」という回答とがありました。