身をもって知った自主防災の大切さ

「きずな1103」のページを改訂いたしました

手直し度ゼロで3年間近くが経過

「ユーザビリティの改善作業」を終えて振り返ってみると、40ページ弱のボリュームで開設した初期のサイトでは必須ページだった「このサイトについての補足説明」の記述が、30倍以上のページ数のサイトに成長した今も手直し度ゼロの状態にあったことに気づきました。

恥ずかしさを感じると同時に、「このサイトは、どういう状況下にいて、どういった問題意識を持った者の手で書かれているのか」についても補足説明の中に書き加えておくべきと思い、
今回はじめて、「きずな1103(このサイトについての補足説明)」のページを大幅に改訂いたしました。

改訂対象は『説明部分』と『設置目的』」へ

改訂対象は「説明部分」と「設置目的」

改訂対象は
「これまで作成してきた『仙台市の旧市街地という都市部での被災体験のページ群』『自治体別の巨大地震発生時被害想定のページ群』『その他の防災関連ページ群』がなぜ、どのような経緯で記事化されたか、を説明する部分を書き加えたこと」と、
「サイトの設置目的を『被災地での復旧・復興をめぐる諸問題の解決』に加えて『個々人の自主防災態勢強化への貢献』まで拡大したこと」
の2点です。

サイト制作の原点は『石川先生のご指導』」へ

サイト制作の原点は「石川先生のご指導」

なお、文中に「慶応義塾長という職務に就かれ」と記したゼミの指導教授(慶応大学法学部)は石川忠雄先生なのですが、
「10名前後の同期生の中の一人が(事前に司会者役と質問者役各1名とのリハーサルをやって『その表現だと問題になるね』と言われた部分を手直しした上で)全員自分で選んだ異なるテーマと手法で作成中の卒論について報告発表をし、先生と客分格の学外の研究者の方々と大学院生の先輩方など十数人からの質問に答え、先生からの助言を得て終わる」というのが通常でしたから、
根拠の甘い論述部分には「なぜそう言えるの?」という指摘が(先生が同席していらっしゃるので穏やかな物言いばかりでしたけれども)必ず誰かから出てくる現場を何度も見させられて、「根拠や証拠が不十分な主張をしてはいけない」と強く思うようになりました。

住所も電話番号も記してない任意団体のサイトに国会図書館サイトからリンクを張っていただけたのは「記述内容の信ぴょう性が高い被災体験記」と認定されたからでしょうし、
「石川忠雄ゼミでの少人数教育のおかげ」とありがたく思っています。

Google+投稿記事「国会図書館サイトからリンクが張られました」はこちらへ

また、「先生と個人的にお話をしたい人は(あらかじめ了解を得て)週末にご自宅へ」というルールもあって、基本的に1~2時間を一人の学生のために割いていただけたのですが、
先生の所感をお聞かせいただける他に、
たとえば「こういう本を読みました」という私の発言に対して
「『疑問点がない』ということはないよね。その著者の先生のご自宅を訪ねて直接質問してみたらどうだい。思想や行動パターンが自分とは異なるけれども、違う価値観に触れることは意味のあることだし、人格面でも優れた人だから良い面で感化される可能性もあるしね。ある年齢に達すると『次の世代の人に無償で協力してあげよう』と考える人が増えてくるのだけれども、そのような方々のお一人だから謝礼や手土産を持参する必要もない。良かったら、今、電話でアポを取ってあげるよ」というお話があって、
テレビ・雑誌・新聞で「当代きっての学者・専門家」と報じられているご高名な先生方のご自宅訪問を何回かする機会を与えていただけるようなこともありました。

昨年(2015年)12月30日の夜にNHK BS1チャンネルで放送された「羽生結弦 × 野村萬斎 表現の極意を語る」という50分番組で、お二人の昨年8月の対談収録時の実年齢が当時の私と先生の実年齢と同じであることを知って、「羽生選手のように敬語を正しく使えていなかったのでは」と反省もさせられましたが、
「無理のない範囲で自身が身を置く社会に恩返しをすること」を目の前で石川先生とご高名な先生方に繰り返し実践していただけたことは、
私が未踏領域である「被災体験以外のページ群」の記事を書いてゆく際の励みともなっています。

このサイトが書籍であったとすれば、「亡き恩師・石川忠雄先生に本書を捧ぐ」という献辞を添えていたものと思っています。

(投稿日:2016/01/19  更新日:2017/05/21)

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