身をもって知った自主防災の大切さ

「レンタルサーバーの引越し」を行ないました

もくじ

「サイトの消滅」を避けるために急いで実行

前回(2016年2月21日付)の投稿記事「『東京23区役所防災ページ群』の充実度比較」を書いた直後に、(たまたま悪条件が重なってのことだと思いますが)、スマートフォンで本サイトのトップページをスクロールできるようになるまで大変時間がかかるという「着信遅延事件」が起きました。

もともと本サイトについては、
以前(2014年7月9日付)の投稿記事「マルチスクリーン対応化への移行作業が終りました」に記したような作業を行なったことで、
「Googleページスピードインサイトの表示速度評価点が、(さすがに『(64点以下)評価』まで落ちたものはありませんでしたけれども)、それまで『(85点以上)評価』だったページはすべてが『(65~84点)評価』になり、『(65~84点)評価』のページは各々の評価点数がさらに低下してしまった」
という副作用が生じており、その解消を迫られておりました。

が、「サイト管理人自身が表示速度の遅さにイラつく」という普通ではない事態が発生したことに驚いて「レンタルサーバーの引越し」を決意し、引越し先と新規に契約をした上で引越し元に契約の終了を申し出たところ、「了解しました。3月末で当方のサーバーへはアクセスできなくなります。新サーバーの立ち上げをお急ぎください」という趣旨のメールが届いたため、3月27日の夕方に急いで「引越し」を行なったものです。

『事後アナウンス遅れ』の要因」へ

「事後アナウンス遅れ」の要因

そのことで、レンタルサーバーを「ビッグローブ」から「エックスサーバー」に切り替えた瞬間からの24時間中には、(私自身もそうでしたので)、本サイトにアクセスされたところ「そのページは存在しない」というエラーメッセージが現れて、当惑なされた方々がいらっしゃったものと思っています。

また、「エックスサーバー」に切り替えた後のさまざまなチューニング作業に思っていた以上に時間がかかったことに加え、「3月28日(引越し翌日)分のGoogle検索データ」だけがGoogleサーチコンソール内に1週間以上も表示されないという想定外のことが起きたために、(「事前のアナウンス」をできなかっただけでなく)、「事後のアナウンス」をお届けする機会も持てないまま今日に至ってしまいました。

以下に、釈明を兼ねて、作業実施に至った背景を書かせていただきます。

2つのサーバー間での引越し効果」へ

2つのサーバー間での引越し効果

実は、本サイトは、プラチナ特典対象になるぐらい長年利用してきたインターネットサービスプロバイダ「ビッグローブ」で、「個人ホームページサービス(直近の利用容量の場合は無料)」に「独自ドメインサービス(有料)」を組み合わせて運用しておりました。

が、「ビッグローブ」のサービスでは「.htaccess(ドットエイチティーアクセス)」というWebサーバー設定ファイルを利用できないところから、「Googleページスピードインサイト」がページごとに指摘してくる修正方法の中で、「サーバーの応答時間を短縮する」という課題への対応は先送りとし、「画像の圧縮」「CSSの縮小」「HTMLの縮小」といった自分自身でやれることについてだけ修正作業を進めていました。

いま振り返ると、「レンタルサーバーの引越しをトラブルなく行えるか」という不安があったことと、
引越し先のレンタルサーバー会社として思い浮かんでいたのがNTTとKDDIだけでしたので「利用料金増への懸念」が拭いきれなかったことが原因といえるのですが、
いわゆる「格安レンタルサーバー会社」についての知識不足が冒頭に記した「着信遅延事件」の背景となってしまったわけです。

ですが、「格安レンタルサーバー会社」について調べ、会社のサイトがもっともしっかりしている「エックスサーバー」を選んで契約をしてサーバーを切り替えた後、
「エックスサーバー」が標準装備しているGoogle社開発の表示速度改善のための拡張モジュール「mod_pagespeed」の設定を「オン」にしただけで、(「.htaccessファイル」には何の手を加えることもなく)、サーバーの応答時間を短縮でき、
モバイルについてもPCについても(確認できているところでは)すべてのページが「Googleページスピードインサイトの『(85点以上)評価』」に変わりました。

また、「エックスサーバー」にはCGIツールの一つとして「メールフォームのひな形」が用意されていましたので、これを利用して「お問い合わせページ」内に「『お問い合わせフォーム』へのリンク元」も設置できました。

前者は1年半、後者は3年間、解決方法を模索し続けていた「ユーザビリティの改善」につながる2大課題でしたので、今はある意味でホッとさせられています。

(投稿日:2016/04/13  更新日:2017/05/23)

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