身をもって知った自主防災の大切さ

自宅内での物品の散乱

もくじ

転倒した物品と転倒しなかった物品

自宅では、
「食器戸棚」と「扉の付いた本箱」はL字型金具で壁に直付けし、「天板から天井まで60cmぐらい空いている本棚」と「天板から天井まで30cmぐらい空いている本棚」は家具突っ張り棒(家具転倒防止伸縮棒)を使って固定していましたので、
転倒したのは2段重ねにしていた「整理棚」の上段、「スピーカー置台」の上にあった「重いスピーカー」の片方、3台中2台の「オイルヒーター」だけでした。

もし、玄関を入ってすぐのところにあった「扉の付いた本箱」が壁に直付けされておらず転倒して廊下を塞いでいたら、先へ進めず「家の中で横になったり座ったりできる空間があるのかないのか」さえも確認できなかったのですから、
その時点で避難所行きを決め、避難所内に居場所を確保できなければ自宅マンションの駐車場へ戻って(ガソリンの消費量を心配しながらエアコンの入切を繰り返しつつ)車中で仮眠することになっていたでしょう。

後日、隣家の方には「固定していなかった『食器戸棚』が倒れ、『食器』が大量に壊れ、後片付けが大変でした。後悔しています」というお話も聞かされましたので、
家具の固定(リンク先:東京都防災ホームページ「家具類の転倒・落下・移動防止対策」)」による「背の高い家具」の転倒防止効果は非常に大きかったものと思います。

動いた物品」へ

動いた物品

転倒物以外では、
固定していなかった、「電子レンジ」「テレビ」「冷蔵庫」「洗濯機」といった家電製品は5~10cmでしたが位置を戻さないとすぐ使えない程度まで動き、
「ピアノ」は、四つの車輪が「受け台」から外れて、リビングの壁から斜め前方へ突き出すような位置まで動きました。

なお、「ピアノ」については一度ほぼ元の位置に押し戻しましたけれども、「受け台」が車輪を支えていない中での震度6弱地震の再発でしたので、「4月7日の大余震」でリビングの中央付近までさらに動いてしまいました。

落下した物品」へ

落下した物品

また、

「本箱」からは
大量の「書籍」、「書類」、「CDディスク」、「MDディスク」、「レコード」、「カセットテープ」、「ビデオテープ」、「DVDディスク」

「クロゼット・押入れ・物入れスペース」からは
「布団乾燥機」、「工具類」など実に様々なもの

「台所回り」では
「調理用具」、「浄水器」、「トースター」、「炊飯ジャー」、「ミキサー」

「オーディオ機器」では
「CD/MDラジカセ」、「MDウォークマン」、「レコードプレーヤー」、「カセットテープデッキ」、「ビデオテープデッキ」

「IT機器」では
「パソコン本体」、「ディスプレイ」、「キーボード」、「スピーカー」、「プリンター」、「FAX兼用電話機」

「壁板」からは
複数の「掛け時計」

「キッチンボード」からは
「上置仏壇」と「位牌」と「仏具」

そして「食器戸棚」からは
(食器戸棚を壁に直付けし、各棚板に滑り止めシートも敷いてあったことで)少量で済みましたが「食器」

といった具合に大量の物品が床に落ちました。

散乱物との闘い」へ

散乱物との闘い

そのため、「踏みつけたものの中で壊れるものがあってもやむを得ない」と割り切って、
スリッパを履いたまま一歩踏み出し、その周辺にあるのものを外側に積み重ねてさらに一歩踏み出すというかたちで、「(あたかもその場所に立つことができる踏み石を置くような感じで)危険物のないスペース」を確保していく、
(会社での「散乱した『ロッカー、本箱、デスク上にあった書類・書籍・雑誌』の片づけ」も大変な作業ではあったのですが)、 会社でとは比較にならない積み重なった散乱物との闘いがありました。

それを、長年にわたって「『もったいない』の心を大切に」とか「物は大切に扱うように」とか「作った人への感謝の気持ちを忘れないように」と多くの人々に繰り返し言われてきた人間がやむを得ずやるのですから、
これらの散乱物の現状確認と整理・片付けは心理面でもかなりの葛藤を伴う作業となりました。

 

 

 

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